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※ここでは、奥行き補正等の作業を排し、あくまで売却価格の目安となるよう、机上の簡易な
査定方法をお伝えしていますので、予めご了承ください。まず
○土地の査定は路線価図から任意の所在地を選び、その地点の前面道路の価格を出します。
https://www.rosenka.nta.go.jp/main_r02/kanto/saitama/pref_frm.htm
道路に太線で○○Dと数字が入っているのが、1u当たりの路線価格を1000円の単価で表し
たものです。英数字のDは借地権割合の60%を表した記号になっていますが、ここでは無視
して下さい。例えば73Dは1u当たり7万3千円となります。この価格に公示価格相当額に
なるよう倍率を掛けます。ここでは倍率を単純に1.25倍とします。
7万3千円×1.25=9万1250円が、公示価格相当額になります。
○次ぎに建物の評価です。減価償却方式で計算しますが、ここでは国土交通省の建築年ごとの
建築価格表があるのですが省略して、上尾市周辺の新築戸建ての現在の施工単価を坪45万円
として、その単価で新築した場合の建築価格を基準に減価償却して、現在の建物の評価額を
出します。
単価の算出は1坪=3.3uで計算し、1u当たり13万6400円を基準とします。但し大手ハウ
スメーカー等の注文建築の場合は、新築時の建築価格から減価償却して計算します。ここ
では建築確認書類、住宅性能評価書の有無による評価は含みません。
建物の延べ床面積×13万6400円×0.9×木造建築物の償却率0.031×経過年数
=減価償却額
例えば、平成5年の建物の延べ床面積が98.0u4LDKの場合
取得額13,367,200円-減価償却額8,950,667円=3,516,538円が建物の評価額になります。
例えば土地の面積が125.0uだった場合は、先に出した土地の1u当たりの単価9万1250円
を掛けますと
125.0u×91,250=11,406,250円となります。
建物の評価額3,516,533円を加算しますと14,922,783円になります。これが現在の査定額になります。
これはあくまで机上の簡易査定ですので、目安としてお考えください。
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